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結局逆子が治らず、帝王切開へ

逆子

わたしには、もうすぐ3歳になる息子がいます。ここでは、約3年前の妊娠から出産までの間に起こったことや感じたことについてお話しさせていただきます。

つわり約3年前、妊娠が発覚したのは突然起こった胃痛でした。おかしなものを食べたわけでも風邪をひいたわけでもないのに、治まらない胃痛にわたしはハテナ?の状態でした。
強いて言うならば、お正月の食べ過ぎの影響を少し心配したほどです。
ただ、1ヶ月前に主人の仕事の都合でそれまで住んでいた街から遠い県に引っ越しをしたばかりということもあり、ストレスによる胃痛だと思っていました。

何日経過しても治まらない胃痛の次は吐き気に襲われるようにりました。吐き気が始まって「これは妊娠の症状として良く言われる悪阻!?」と気づき、産婦人科に行き診察を受けたところ妊娠が発覚しました。
数か月前から子どもが欲しいと思っていたので、妊娠が発覚した嬉しさと主人に伝える喜びの瞬間を今でも覚えています。

納豆巻き発覚後はとにかく悪阻に苦しむ日々が続きました。口にできるのは納豆巻きとみかんのアイスだけ。(もともとどちらも好物ではないのに…)何度も夜中にアイスを買うために主人をコンビニに向かわせました。
とにかく辛い日々でしたが今思うと、全く何も食べられない人や水分すら受けつけない人に比べると、それほどひどくなかったんだなぁ…と感じていますが、当時は終わりの見えない悪阻の日々にただ鬱々としていました。
悪阻で唯一得たことと言えば、「吐きのテクニック」です!
いかにスムーズに、汚すことなく吐くか!という吐きのテクニックは、今も忘れておらず、胃腸炎のときや胸やけを起こした時に活用できました!

また、マタニティブルーにもなりました。主人の何気ない一言に苛立ち、何度夜中にどなったか分かりません。主人はマタニティブルーだということを理解していたのか(?)ただ謝っていましたが、それでも謎の怒りは収まらず…。
息子が今、わたしの怒った声にもろともしないのは、お腹の中でわたしの怒り声に聞きなれてしまったからではないかと少し反省しています。

逆子ようやく悪阻が治まったかと思えば、次の試練が訪れました。
息子は気づいたときからずっと「逆子」だったのです。
最初は「今からまだ回転するから気にしないで大丈夫だよー」と先生からも言われていましたが、妊婦健診を何度受けても逆子の状態は全く変わりませんでした。
7ヶ月を過ぎた頃から、逆子体操をするよう先生から言われはじめました。
逆子体操のやり方を聞いて、「大したことない、簡単にできそう!」と軽く考えていましたが実際はかなりキツいものでした!!まず大きなお腹で逆子体操のポーズをとるのでさえ苦しい…。
主人は隣で「簡単だね!」とのんきに同じポーズをしていましたが、まさに「妊婦の気持ちを知らないくせに。」という状態でした。妊婦のわたしは決められた時間ポーズをキープするのが難しく、毎日逆子体操の時間が憂鬱でした。
ただ、出来る限り普通分娩で出産することを希望していたので、毎日決められた逆子体操を続けました。
このときのわたしは逆子を治すことに必死になっていて、「赤ちゃんに話かけると良い」と聞けば一日に何度も「こっちだよーまわった方が良いよー」と話しかけ、「逆子に効果があるツボがあるらしい」と聞けば、ドラックストアでお灸を買ってすえました。
しかし、お腹の中で回転している様子はなく、何度通院しても「逆子だね、変わってないね。」の一言でした。
ついに「帝王切開も視野に入れるように」と言われはじめ、今度は帝王切開の痛みや方法をインターネットで検索する日々…。
まさか自分が帝王切開で出産することになるとは夢にも思っていなかったので(今思うと、予想しておくべきだったのですが)とにかくあと少しの時間、逆子が治るように全力を尽くそうと思っていました。

結局逆子は治らず、いよいよ帝王切開が濃厚に…。帝王切開の場合、妊娠37週で出産することになるので予定日よりも2週間ほど早い出産予定になりました。
里帰り出産を希望していたわたしは、これまで通院していた先生に紹介状を書いていただき、地元の産婦人科の診察を受けました。

診察してくださった先生に、すぐに「赤ちゃんのおしりがお母さんの骨盤にしっかり!はさまってるね!これはきっと抜けないね。」と言われました。
それにはわたしも一緒に診察室にいた母も近くにいた看護師さんも大爆笑で、「おしりがはまってるって…」とみんなで大笑いしました。わたしも主人もおしりが大きいので似てしまったのかもしれません。
帝王切開になる覚悟を決め、手術の予約をし、当日を待ちました。

手術が近くなればなるほど「帝王切開 こわい」、「腰痛麻酔 いたい」という検索を何度もしました。結局、自分が体験してみなければ何もわからないのに、少しでも情報が欲しい!知っておきたい!という状態だったのです。
母や親せき、既に出産を経験した友人は全員普通分娩で出産していたので、帝王切開を経験することになるのは私がはじめて、何もかもが不安でした。
手術当日は朝から病院に行き、14時の手術を待ちました。
看護師さんから呼ばれると「いよいよか…」と思いながら手術室へ向かいました。
そして手術室でまずはじめに、「じゃあ、術着を脱いで、台にあがってね」の一言。
「え?今脱ぐの?」フリーズ状態のわたしでしたが術着を脱いで真っ裸で台の上に上がるわたし…。
お腹が今にもはちきれそうに大きいので台の上にもスムーズに上がることはできません。のそのそとまるでクマのように必死でのぼり、台に寝転がりましたが、周りの看護師さんたちはとても忙しそうにバタバタ…。
真っ裸で台に寝転ぶわたしはまさに『まな板の鯉』状態。もちろん、上にも何もかけてもらっていない状態です。
数分後、やっとテレビでよくみる緑色の手術カバーのようなものをかけてもらい、手術が開始しました。
手術中はさぞかし感動的なものだろう…と思っていましたが大外れ。
執刀してくださった2人の先生は完全な世間話をしながらの手術…。腰痛麻酔で下半身だけ感覚がないわたしは頭はばっちり冴えていて先生の話を一言一句聞き逃しません。
緊張しないように?普通にしてくださっていたのかもしれませんが、このときは、「集中して手術してほしい」「そんなに話していて、手元大丈夫なのかな」と真剣に思いました。

かちゃかちゃと器具の音が聞こえる中、看護師さんから「もうすぐ出るよー」の一言。そして数分後には息子が誕生していました。
「赤ちゃんと写真とろうね」と言われ、うまれたての息子と写真をとりました。
「赤ちゃんのおでこにあざがあるけど、時間が経ったら消えるからーあと足が曲がっているけど問題ないと思うよー」と矢継ぎ早に言われましたが今生まれたばかりなのに何が何だかわからない状態…。
すぐに息子はどこかに移動してわたしは空きっぱなしのお腹をしめる作業に入りました。
が、ここからがとても大変でした。お腹が開いていることで体温が急激に下がり、ガタガタと震えました。おまけに、内蔵を触られているからかものすごい吐き気…。
「すいません、気持ち悪いです…」と何とか告げるも、何も変わらず…。お腹を開くということは、とても大変なことなんだなぁと実感した瞬間でした。

術後手術台にのせられ、部屋まで移動しました。出産とは感動するものだと思っていましたが、「先生に出してもらった」という感覚が大きすぎて感動よりも本当に終わったのかという疑問の方が強かった気がします。
手術を終え、やっと息子にあうことができたのは、その日の夜中でした。
息子の顔は、エコー写真にうつった顔と全く同じで、笑ってしまいましたが、息子を抱くことではじめて出産したことや母となることができたことを実感しました。

幸い、体力があったのか痛みが強いのか?(看護師さんからは痛みに強いタイプだと言われていたので…)あまり痛みが続く方ではなく、産後2日目からはヨロヨロとトイレに行くことができました。
この世の終わりかのようにトイレをする際には激痛がともないましたが、なぜだか「回数をこなせば治りが早い!」と勝手に決めつけ、頻繁にトイレにいきました。母子別室だったので暇だったことの理由にありますが…。
トイレと分娩室が近かったこともあり、必死に出産している妊婦さんの声や痛みに耐えている様子を目にすると「頑張れー!!」と勝手に応援していました。

入院中は、うまく授乳ができなかったり、息子の黄疸の数値が高く処置を受けることになったり、夜中に寝ぼけてナースコールをおしてしまったこともありました。
帝王切開のため、夏場にしばらくシャワーを浴びられない状態は辛かったです。
また、助産師さんにしていただいた母乳の出が良くなるマッサージは激痛でした!これまで生きてきた中で、最も痛いと感じたといっても過言ではありません。
助産師さんも、耐えるわたしに「このマッサージ、本当に痛いよね、これみんな泣いているのに強いね!」とおっしゃっていました。
このマッサージのおかげもあってか、母乳に困ることはなかったのでやってもらってよかったと感じています。
結局、わたしには帝王切開での出産があっていたのか、特に強い痛みや後陣痛に悩まされることもありませんでした。出産の予定が立てられるという意味では、帝王切開での出産はラッキーだったのかもしれないとまで思っています。

今、隣で毎日元気に過ごしている息子をみていると、妊娠から出産の全ての時間が、キラキラとした良い思い出のように感じます。
息子がもう少し大きくなったら、息子にもその時の様子や、わたしが感じていたことを教えてあげたいな。と思っています。
これから先、育児をする上でイライラすることや泣きたくなることも増えるかもしれません。すでに名実ともに「やんちゃ坊主」なので、毎日へとへとな日々を過ごしています。
しかし元気なことは一番の幸せであり、これからも元気に育っていけるよう、親として当時のことを忘れないよう、見守らなければならないと責任も感じています。

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