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現在妊娠中。採卵に希望を託し。。。

培養士

私は2015年2月に結婚してからすぐ子作りを開始しました。
が、半年たっても妊娠せず、一度地元の病院に行って妊娠に対する体の問題がないか見てもらうことにしました。

初めての検査は子宮がん検診や触診での子宮に問題がないか、エコーで内部検査などごく一般の検査でした。

トイレ結果、問題はありませんでした。
先生から「排卵検査薬を使いつつもう少しタイミングを見てはどうか」と言われ、そうすることにしました。
そして排卵検査薬を使い子作りを頑張るもやはり狂うことなく来る生理。
3回失敗した時点でまた地元の病院を受診しました。

経緯を説明すると今度は先生から卵管造影検査を勧められました。
勧められるままに受けることにしました。
問題があれば検査中は痛いということだったので、痛くないことを祈りながら検査が始まります。
思いっきり子宮を開かれているのがわかりました。
何気に痛い…この痛さが問題ある痛さなのかわかりませんでしたが、のちに検査液が注入されるとさらに重い鈍痛が下腹部を襲いました。
重い重い生理痛のような感じです。
生理痛は軽いほうだったので初めて生理痛で会社を休む人の気持ちがわかった気がしました。
本当に痛くて先生に「もう無理です」と言おうとした瞬間に先生から「はい、終了しましたよ」という声がかかり器具を抜かれ検査が終了しました。

痛かった…絶対ここ(卵管)に問題があったんだと確認しながら結果を聞きに診察室へ。
すると先生から出た一言は
「子宮もきれいな形をしているし、卵管もちゃんと通ってますね。問題ないですよ」
と言われました。
あの痛みで問題ないのか…と少し面を食らいましたが問題ないという結果に一安心です。

卵管造影検査をした後は卵管の通りがよくなっているとのことで、妊娠しやすい期間でもあるとわかりました。
なのでまた数か月ほどタイミングを計って子作りをしていましたが、やはり妊娠せず…2015年3月から始めた自己流妊活はすでに9か月を過ぎ、これはもう本格的に不妊治療をしよう!!!と夫婦で決め、また地元の病院を訪れました。

今度は自分たちから「人工授精をしたい」と申し出て、先生にもOKをもらい、2015年12月初めて本格的な不妊治療に踏み切りました。

エコー検査人工授精は自分の排卵タイミングに合わせるので、月経が終わってから排卵までの1週間の間の数日は「卵胞チェック」という、エコー検査に通います。
私の通っている病院は夜遅くの診察も受け付けてくれており、会社との時間の融通は全く問題ありませんでした。

主人も積極的に取り組んでくれていて、人工授精当日は早朝から精液を病院に届けに行ってくれました。精液精査があるので、私は主人が病院に行ってから1時間後に呼ばれます。
そして初めての人工授精。
いつもは診察台にあがると顔の確認はしないのですが、この日は間違った精液を注入してしまわないように入念に先生との本人確認の顔合わせがありました。
エコーを見ながら精液が入っていく様を確認します。
痛みは特にありませんでした。

落胆そうして無事に初人工授精が終わり、何となく今までより本格的な不妊治療をしたことでちょっとした満足感と期待感が高まります。

しかし初回は失敗。その後、2回、3回とトライするも撃沈。。。

とうとう妊活というものを始めてから丸1年たち、人工授精3回目失敗のタイミングで、本格的に更なるステップアップである体外受精を考え始めました。
そのことを地元の病院に相談すると「ここでは体外受精までは行っていないので、もし体外受精を希望するなら転院することになります」と言われ、そこの病院から紹介されているクリニックのリストを見せてもらいました。
自分の職場や経済的なことを相談すると、先生は「ここがいいかも」とOクリニックを紹介してくれました。

さっそくOクリニックに初回の予約電話をしました。
初回予約は数か月先になるのかと思いきや意外と2週間後にとることができました。
しかしその初診予約時までに完成させておかなければならない書類(カルテ)が山ほどあり2週間は早かったです。

初診は主人も一緒に来るように言われていたので二人で受診しました。
先生はかなり淡々としていて冷たい印象でしたが、それだけ失敗(妊娠しなかった例)を多く見ているのかな、感情が入るとやってられないのかもしれないと感じました。
さっそく検査をしましょうと言われ、血液検査に。
その後、これからの治療法について先生・看護師さんと交えてカウンセリングが行われます。
というのも、体外受精は「体外受精セミナー」に来て説明を聞かないと受けれないとのこと。
セミナーはちょうど1か月先にあり、このままではどんなに早く治療を進めても周期的に2か月先送りになってしまうという焦りがこみ上げ、とにかく早く治療したかった私は、何とかならないか相談をしたらYouTubeにもセミナー様子がアップされているのでそれを見た上で体外受精に進むかどうかを決断してください、とのことでした。

動画視聴家に帰ってさっそくYouTubeを拝見しました。
セミナーの内容は「体外受精とは」から始まり、治療の進めかた、1回あたりの料金、助成金、妊娠率などを細かに説明されたものでした。
わかってはいたものの、体外受精も自分の周期に合わせて病院に行かなければならないと改めて教えられました。

Oクリニックは地元の病院より時間の融通が利かない、病院に行く回数、休む日が増える(しかもそれが決まるのは数日前なのでいわゆる突然休みになる)、という仕事との両立がとても困難なものでした。隠し通して治療をすることは無理だと判断し、思い切って上司に打ち明けました。

上司正直、初めは上司も理解がなく
「本格的に治療を優先するなら将来どうしていくかを考えないといけない(つまり退職するかどうかの判断)」と言われ、かなりショックでした。
主人に相談するともちろん治療優先、辞めることになってもかまわない、とのことだったので、最悪両立できなかったら辞めようと決意できました。
が、その翌日に上司が
「理解不足で申し訳ない。治療を優先してくれていいと社長から許可が出たから仕事とうまいこと調節してやってよ」と手のひらをコロッと返してきました。
どうやら社長の奥様が不妊治療経験者で、つらさを知っている分配慮してあげるように言われたらしいです。
とにかくこれで仕事を失うことなく両立しやすくなり精神的な負担が少し減りました。

2回目の診察でYouTubeを拝見したことを報告し、体外受精をするかどうか再度問われ、夫婦即決で「お願いします」という決断でいよいよ本格的な体外受精へ向けての治療が開始されました。
(この間にOクリニックで1回人工授精もしていますがこれも失敗に終わりました)

注射私は数々の検査の結果、卵巣機能に問題があるわけではなく、状態も悪くはない、初体外受精ということで「マイルド刺激法」で進めることになりました。
マイルド刺激法は、生理開始3日目から5日間の間は内服を飲み、その後ホルモン剤を注射して、排卵(これからは採卵日)に向けて採卵できる卵胞の数を増やすという方法でした。
注射は病院に通う必要もなく自己注射になります。
糖尿病の方がよく使っているらしいのですがペンタイプのゴナールエフ(ホルモン注射)です。
これを2日に1回注射しました。痛みはありません、めんどくさいですが。

あとは採卵数日前に病院へ受診し、卵胞チェックをしながら採卵日を確定させます。

というわけで採卵当日までの病院通いは週に2回、それ以外は毎日何かしら自分で投薬をするといった感じで前半の治療が進んでいきました。
仕事は途中で抜けてさせてもらい、仕事は持ち帰ってするように調整していきましたので何とか誰にも迷惑をかけずにやってこれていると思います。

そうして初めての採卵を目前にして、事前の通院時に看護師さんから「採卵について」の細かい説明を受けます。
まず、採卵の前々日にスプレキュアという排卵してしまうのを防ぐ点鼻薬を今の投薬に追加して必ず時間厳守で実行するように強く指示されます。

守られた時間から早すぎても遅すぎてもダメ、必ず指定の時間にしないとその日の採卵ができなくなるかもしれないと強く言われ、怖かったのでその時間にアラームをかけるようにしました。

採卵の前日の夜は21時以降の飲食はだめで、採卵当日は絶食です。
Oクリニックでは採卵時に麻酔をかけるためです。

そして採卵当日にも細かい規制があります。
採卵時間の時間前に水分を200ミリほど補給し、膀胱に尿をためておきます。
1時間前から排尿禁止です(膀胱に水分をためていた方が採卵しやすいとかなんとか)。

手術いざ採卵になり、手術室に入ります。
手と足を固定後、ベルトで縛られ、心電図を計る装置を設置され、看護師さんがテキパキを準備をしていきます。
準備が整ったら先生が来て、とうとう採卵に…と思った瞬間に麻酔が入り一気に意識がなくなり気が付いたら安静室のベットで横たわっていました。
痛みは全く感じませんでした。

しばらくしてから培養士の方に今回の採卵結果を言い渡されます。
私の初めての採卵は成熟卵3つでした。
可もなく不可もなくという数字だそうです。
そしてその卵をどの受精方法にするか判断するように言い渡されます。
体外受精(卵子に精子を振り掛け、受精するのを待つ)か顕微授精(卵子に精子を一匹確実に押し込む)の2パターンです。
初めての採卵で体外受精だけだと全部受精しない可能性もあるので1つは顕微授精にした方がいいと言われ、1つを顕微授精にして残りは体外受精にしました。

採卵の翌日に受精したかどうかの連絡を入れるように指示され採卵の日は終わりました。

そして翌日、さっそく電話で受精結果を聞きました。
「3つとも受精しました!」と言われ受精障害ではなかったと安堵したのを覚えています。
次はその胚を移植するので翌日また病院に来るように言い渡されます。

培養士しかし移植当日、培養士さんからある事実を言い渡されました。
「受精はしたんですけど、2つグレートが悪いんです。」
グレードとは卵の質のことで、1(良)~5(不良)まであり、3つの卵はグレード2,4,5という結果になりました。
病院の方針で4以上の受精卵は移植してもらえません。
必然的にグレード2の受精卵を移植することになりました。
ちなみに唯一残ったグレード2の受精卵は顕微授精をした受精卵になります。

移植は人工授精を同じでほぼ痛みはありません。
モニターで自分の子宮に受精卵がちゃんと入ったかどうかを確認できます。

移植後の黄体期にはホルモン補充といって、1日3回の膣錠ルティナスが投薬されました。
これを判定日(移植から10日後)までずっと続けます。
とても面倒くさくストレスでしたが、妊娠したかったので外出時にも携帯し欠かさず投薬していました。

そして判定日。
病院に行き、検査結果を先生から言い渡されます。
「このHCGっていう欄があるよね。妊娠したらこの時期ここの数値は一気に上がる。けど今回は0.5…残念ですが。」
ということで陰性でした。
何十万という請求だけが残り、体外受精をしても妊娠しない自分の体にかなり落胆しました。

ショックしかし落胆したって次の周期は待ってくれない。
とっさに先生に「次週期も体外受精をお願いします」と喰らいつきました。
すると先生に「連続で体外受精をすると卵巣が疲弊してよけい妊娠から遠ざかるので、次週期は採卵だけにして移植は次々周期に。卵巣を休ませてあげましょう」と言われました。
自分の体は元気だけど高額な治療をして妊娠が遠ざかるのは避けたい…と冷静になり先生の指示に従って確実な治療に従うことにしました。

そして次週期は採卵だけのための治療が行われました。
違ったのはスプレキュアという点鼻薬と同じ機能を果たすガニレストという注射に代わりました。この注射はペンタイプの注射と違って普通の注射針を刺すので少し痛みを感じます。
このガニレストは何故か注射した後に刺した個所が痒くなるので、通院時に看護師さんに相談したらそういう人もいるとのことで問題はないそうです。

そして2回目の採卵も無事に終わりました。
またベッドで休んでいるときに培養士さんに採卵結果を聞かされます。
「今回は5つの卵が取れました。」
前回より増えてる…これはもしかしたら凍結もできるのではないか?と期待が膨らみます。
ただ主人が顕微授精をどうしても嫌がるので今回は全部体外受精でお願いしました。

今回は採卵のみなので生理が来るまで何もしません。
移植しないので受精確認の電話も2日後でした。
電話を掛けたら、衝撃の事実が。
「5つの卵のうち、受精した卵が一つしかないんです…」
目の前が真っ暗になりました。
卵は前回よりたくさん取れたのに受精したのは1個って…
どうやら1つは未熟卵で、残りの3つは受精はするものの分割が進まずに止まってしまったそうです。

そして残りの一つはグレード3。ぎりぎり廃棄を免れた受精卵です。
「この胚を胚盤胞まで育てるのですが、育てるには追加料金2万かかり、かつこのグレードだと可能性は低いです。。。破棄も可能です。どうしますか。」
そう言われても唯一の卵を破棄するなんて自分からは言えず、もうダメもとで「お願いします」と言うしかありませんでした。

その夜主人にも愚痴って、自分が子供を持つなんて絶望的かもしれないと泣いてしまいました。

そして数日後、また結果を聞きます。
もうダメだと思っていたのでなるべく感情移入しないようにスマホをいじりながら電話を掛けました。
しかし培養士さんから意外な回答が返ってきました。
「無事に胚盤胞まで育ちました!3BCと状態は中の下位ですが妊娠できる可能性は十分にありますよ」
と言われ、思わずスマホを落としそうになりました。

信じられない奇跡が起こったと、この時から自分の中で何かネガティブな感情が変わり始めました。

次の周期では移植ができる。
ちゃんと卵巣を休ませて次週期でいっぱい頑張ってもらうためにも今体を大事にしよう、と思えました。

そして移植周期の移植日。
滞りなく移植が終わり、次は判定日までホルモン補充(ルティナス膣錠)を毎日補充します。
1か月ほど何もしなかったのでめんどくささが倍増していたのですが胚盤胞まで頑張ってくれた卵のために今度は私が頑張る番だと毎時間忘れずに行いました。

看護師さんそしていよいよ判定日。
自分の名前が呼ばれて、いつもなら院長先生が直接話してくださるのですが今回は看護師さんだけ、しかもいつもとは違う部屋に案内されました。
とうとう院長先生も自分から陰性と言うのを避けるようになったのか、と思いきや部屋に入った瞬間に看護師さんが
「おめでとうございます!今回は妊娠してますよ!!」
と開口一番笑顔で私に言いました。

そして妊娠を継続させるために心拍確認できるまでルティナス膣錠を追加で補充してくださいとのことでした。
妊娠したら終わりじゃなかった…ですが、その後6週で無事心拍を確認し、不妊治療専門Oクリニックを無事に卒業できました。

現在は地元の病院で妊娠経過を観察中です。
自分の不妊治療歴はトータル約半年でした。
思っていた以上に短くて本当に運が良かったと思います。

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