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30代半ばで出産!しかもフルコースでした

ストレッチ

私は30代半ばで初産を経験しました。
その出産はある意味《フルコース》となってしまいました。

リサーチ私の妊娠時にはすでに友人達は出産経験者ばかりで、友人達によって「出産の痛み」について教えられていました。
その為、私の中で《出産》は〈経験したことのない痛み=想像を絶する恐怖〉となっていました。
いつか訪れる《出産》と対峙する為、恐怖を払拭しようと《自然分娩》と《帝王切開》の両パターンの分娩時について友人達からリサーチし、知識を自分なりに得ることでその日に備えておりました。

《自然分娩》の友人達からは「破水すると産道の潤いがなくなるから、赤ちゃんが通りづらくてお産が辛くなるんだよ」とか「私は産後に膣(会陰)を縫うのが嫌だったな。麻酔なしだったし」とか「とにかく経験したことのない痛みだよ」など言われました。
ただ出産後に知ったのですが、膣を縫う際に麻酔する産院もあるそうです。

それでも友人達は自然分娩で良かったと言っていました。それは「帝王切開より産後の回復が早い」というのと、何よりも「赤ちゃんをすぐに抱っこできるよ」と言っていました。

《帝王切開》の友人達には「麻酔の注射が痛いし、2回打つんだよ」とか「手術だから、産後が辛いよ」とか「3日間くらい立てなくて尿管をつながれて尿してたよ」など言われました。
帝王切開の友人達は「出産の時間が決まってるし、麻酔するから出産自体の痛みはないよ」と良い点をあげていました。

ですが、友人達は口々に最終的に「終わってしまえば何て言うことはない」と何かしら悟ったようなことを言って来ました。

もちろん、それ以外にも妊婦時は《胎教》について主にネットで検索し以下のことを実践していました。
・葉酸サプリの飲用
・モーツァルトを聴く
・お腹の子に話しかける
・なるべく電磁波を避ける

食べづわりまた、体重増加も良くないと医者に言われていたので、気を付けていたのですが、私は《食べつわり》で食べていないと気持ち悪かったので、体重は増加の一途を辿り、出産時にはプラス20kgにまで増加していました。

私は東京都内で働いていましたが、出産は地元に帰り《里帰り出産》をしました。
4月上旬が出産予定日だったので、地元の産院からは2月下旬には診察に来るように言われていたのですが、仕事の都合上、2月末日まで出社しなければならず、2月末日に仕事を終えたその足でそのまま新幹線に乗って地元に帰りました。

地元に帰った翌日に出産予定の産院にて診察を受けましたが、先ずお医者さんに言われたのが「太り過ぎ」でした。「赤ちゃんは大きくても400gですよ。双子でも1kgいきませんよ」と言われました。確かにその通りで、返す言葉も見つかりませんでした。更に「あまり太ると難産の原因にもなりますよ」とも言われたのですが、食べつわりによって広がった私の胃はもはや底知らずとなっていました。
太り過ぎたのが原因かは分かりませんが、私は出産予定日を過ぎても陣痛の兆候すらありませんでした。

ストレッチ散歩や軽いストレッチを心がけるようにしましたが、それでも出産の予兆は全くありませんでした。そして予定日を4日過ぎた頃にお医者さんから「3日後の次の検診の時まで予兆がないようなら、そのまま入院してお産しましょう」と言われました。
次の検診の時に予兆があったらそのまま出産、なくても入院して出産と決まっていたので、その検診の時には主人にも私の地元に来てくれるよう伝えておきました。
そして主人と一緒に検診に行きました。結局、何の予兆もなかった私はそのまま入院することになりました。

夕方頃にお医者さんから「陣痛促進剤を入れますね」と言われました。「あぁ、ついに陣痛を経験するのか」と不安ながらに思っていましたが、それ程の変化はありませんでした。夜になり、再度お医者さんから「もう一度陣痛促進剤とあとは《海藻スティック》を使ってみますね」と言われました。
《海藻スティック(ラミナリア)》とは、海藻を乾燥させたスティック状のもので、硬く閉じている子宮口の入り口に何本か挟み、水を含ませ徐々に子宮口を広げていくものだそうです。
これによって、ようやく陣痛が起きました。しかし、お医者さんには「まだ軽い陣痛しか来ないので、夜まで様子を見て、今度は《バルーン》を使ってみましょう」と言われました。
《バルーン(メトロイリンテル)》とは、風船のようなものをしぼんだ状態で子宮口の入口にセットし、その中に滅菌水を入れて徐々に膨らませていき、子宮口を広げていくものだそうです。
そして、やはり思うような陣痛が起きずに、その日の夜に《バルーン》を使用することになりました。
バルーンが子宮のなかで膨らんでいく感覚があって、何とも居心地が悪い感じがしました。でも、そんな姿も滑稽で笑ってしまいました。バルーンの効果は絶大で〈これが本当の陣痛なのか?!〉という痛みが何度となくありました。

夜中に「パンッ」と体の中で破裂音がしたように感じました。それと同時に水っぽいものが子宮口から流れ出てくる感覚がありました。私はとっさに〈破水だ!〉と思い、同時に〈早く出産しないと乾いて赤ちゃんがスムーズに出てこれなくなる(=痛くなる)〉と思いました。
看護師を呼び、必死に訴えると「完全破水ではないですね、上の方だけですねー」とよく分からないことを言われました。看護師に疑念を抱きつつも、その大丈夫そうな口ぶりを信じ、再び陣痛と闘う時間となりました。
その時は知らなかったのですが、私が友人から聞いていたのは《完全破水》のことで、私がなったのは《高位破水》という子宮の上部が破れる破水だったようです。

朝方になりお医者さんから「なかなか子宮口が開かないですね、もう少し子宮口が開いたら分娩室に移りましょうね」と言われました。
その頃になると、ずっと傍について睡魔と格闘しながらも、何となくマッサージしてくれていた主人は睡魔に完敗していました。

朝になり「そろそろ分娩室に行きましょうね」と言われ〈いよいよ出産だ〉と思いました。早く出産してしまいたいような、やっぱりまだ怖いような気持ちのまま分娩室に行きました。
それでもまだ子宮口の開きが足りないということで陣痛促進剤を投与されました。
幾度となく訪れる陣痛でヘトヘトになっていましたが、私の子宮口はなかなか出産出来る状態まで開いてはくれませんでした。
後から来た妊婦さんが「出産しそう」ということで、私と主人は分娩室を追い出されてしまいました。
数時間後にその(元)妊婦さんは出産を無事に終えられて、分娩室を後にして行きました。私は羨望の眼差しでその(元)妊婦さんを見送り、私は再度分娩室に入りました。

その頃には私の母も来てくれていました。母はさすが経験者だけあって、「入院したからといってすぐには生まれないから、まぁ、お昼くらいに行けば丁度良いかなー」と、娘の一大事?に午前中だけとはいえ仕事に行っていたのです。(案の定生まれていなかったのですが)

お昼を過ぎた頃に何度目かの陣痛促進剤が投与されました。間隔の狭まる陣痛に耐える私の体を母と主人が交代でマッサージをしてくれました。しかし、私の子宮口は思うように開きません。
その内にお腹の赤ちゃんの心拍を計測している機械から『危険』な状態を知らせる音が響き出しました。「赤ちゃんが危ないんだ」と思い、私は涙が止まらなくなってしまいました。
お医者さんや看護師さんから「お母さん、泣かないで!きちんと呼吸して!赤ちゃんが苦しいよ!きちんと呼吸して酸素を送ってあげようね!」と言われました。酸素マスクがつけられ、呼吸法を取り戻し、何とか警報音のような音がなくなりました。
すると見かねた母が「もう切って(帝王切開して)ください!」と言い出しました。私も同じ気持ちでした。〈赤ちゃんが危ないなら、早急に出産する方法をとってもらいたい〉と思いました。しかし、その時は主治医の先生ではなく、おばさんの院長先生が来られていて「なるべく普通分娩で頑張りましょう」と言われてしまいました。
何の進捗もないまま陣痛と闘って、すでに時間は夕方になっていました。

何度となく様子を見に来ていた主治医のお医者さんから「子宮口が開く感じが全くないので、帝王切開しましょう」と突然言われました。
私は〈これでようやく終われる〉と思い一安心しました。

《手術》となったので、母は分娩室から出て行きました。一人だけ残って良いというので主人が残り、ずっと手を握っていてくれました。

無事生まれた友人に聞いていた帝王切開の麻酔の痛みも、もはや陣痛に比べたら何てことはなかったです。2回打てば済むのですから。
緊急帝王切開が始まり、すぐに赤ちゃんが取り出されました。赤ちゃんは長時間外の世界に出ようと頑張っていた為か、頭の先がとんがってしまっていて、私は思わず「《なすび》みたい」と笑ってしまいました。
お医者さんから「この頭の状態は…赤ちゃん、ちょっと危なかったです。帝王切開にして良かったです。」と聞かされました。

無事に生まれてくれて本当に良かったです。

そして更にお医者さんと看護師さんから「頭のカタチは徐々に治って行きますからね」と聞かされ、安心しました。
《帝王切開》して分かったのですが、私は元々生理痛が酷かったのですが、どうやら子宮内膜症だったようで、それを長年医者にはかからず我慢していて、何となしに自然治癒していた為に、子宮が硬くなっていたとのことでした。

本当に帝王切開して良かった!!

帝王切開後にお医者さんから「帝王切開しても次は自然分娩出来ますよー」と笑いながら言われましたが、「次もあるとしたら、帝王切開でお願いします!」と即答しました。

結局私は《自然分娩(途中まで)》と《(緊急)帝王切開》の両方を経験することとなりました。
ほぼ丸一日陣痛と闘った私は汗だくで髪もベッタリとして気持ち悪かったのですが、《手術》後なのですぐにシャワーを浴びることも出来ませんでした。
また、前日は陣痛との闘いで眠ることが出来ませんでしたが、その日の夜は《出産》の興奮で寝ることが出来ませんでした。
しかし、翌日の朝には「一人で我が子を見に行くのが恥ずかしい」という意味の分からない理由で、主人になから無理やり連れられ、尿管を繋ぎながら我が子を見に行きました。
そんな姿にナース室に居た看護師さん達からは「おぉぉ」と拍手されてしまいました。
翌日には「快復も早いので良いですよ」とシャワーを浴びることも出来ました。シャワー後にナース室の横を通ると今度は「捨て犬が拾われて、綺麗にしてもらったみたいー」と、ベタベタだった私の髪がふんわりしたことを看護師さんにツッコまれました。

産後は《体重を減らす》ことと《母乳を飲ませる》ことが課題となりまし。
体重は「母乳をあげてると自然と減って行くよ」とリサーチしていたのですが…全く減って行かなかったです。

母乳また、母乳をあげるのも苦労しました。始め出す時はとにかく痛かったですし、赤ちゃんもなかなか上手く飲めずに泣いていました。
きちんとあげられなくてお腹を空かせている赤ちゃんに申し訳なくて「ごめんね、ごめんね」と泣きながらあげていました。
乳首の長さを補う補助器もあったのですが私の乳首とはあわないようで、補助器を付けると更に吸いづらそうでした。
その為、哺乳瓶に母乳を直接絞って出し、冷蔵庫にストックしておきました。母乳の時間になると、そのストックしたものと乳房から直接飲ませる方法を交互にしていました。
その内に乳首ものび、更に母乳の出も良くなったのか、赤ちゃんも直接吸えるようになりました。

赤ちゃんの頭もお医者さん達に言われた通り、普通のカタチに自然と治りました。

無事に出産出来て本当に良かったです。お医者さんや看護師さん達に感謝しておりますが、普通に出産すると帝王切開でも助成金でプラスになると言われていた田舎の産院で、退院時に助成金をもってしてもかなりのマイナスになってしまいました。
生命保険でプラスになりましたが、周りの友人達には「何をしたらそんな金額になるの?!」と口々に言われてしまいました。

以上が私の出産体験となります。

30代半ばで苦労して生んだ我が子を私は周囲も、我が子さえも引くほどに溺愛してしまっております。主人は完全に蚊帳の外でイジけています。

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