妊娠がわかって、いざ産婦人科選びになると悩むことがあります。
「母子同室がいいのかしら?」
「母子別室の方がいいのかしら?」
2パターンあるということは、どちらにもメリットでメリットがあるということです。
結論:ママの気持ちが「一番いい状態」で居れることがポイント!
外野がいろいろ言うでしょう。
放っといていいです。
ママが一番心安らかに居られる環境を作っちゃってください。
そうすると自然と赤ちゃんも穏やかになりますから。
そんな視点からどちらのチョイスをするか、ママが「いいな」と思うものをメリットデメリットを知って選んで下さい。
母子同室
メリット
赤ちゃんとの時間を満喫できる
待ち望んだ我が子がこの世に生まれてきた!
それはそれはひと時も離れず一緒にいたいことでしょう。
デメリット
ゆっくり休めない
初産であれば、何から何まで初めての体験ばかりです。
機嫌よくねんねしてくれていればいいのですが、そんな時間ばかりとは限りません。
「我が子が息をちゃんとしているのか?」まで気になるのです。
大げさなようですが、「初めてでわからないということだらけ」で、どうしてもテンパってしまうのです。
普段なら冷静に判断できることも、出産後はホルモンバランスの入れ替え期(出産準備ホルモン「エストロゲン」が減って、母乳促進ホルモン「プロゲステロン」が増える)なので、精神的に不安定になります。
誰でも起こることなので、気にすることはありません。
「当たり前のこと」として、受け止めて、それをどう軽減するかを考えればいいのです。
母子別室
メリット
赤ちゃんとの程よい距離を保つことができる
赤ちゃんと、まるで付き合い始めのカップルのように片時にも離れたくない!という気持ちもあるでしょう。
でもちょっと待ってください。
カップルは飽きれば別れる事ができますが、自分の子供とはそういうわけには行きません。
うちに帰れば24時間年中無休の臨戦体制で挑まねばなりません。
病院によって違いますが、授乳の時間など以外は赤ちゃんから離れて出産後の体を休めることができます。
デメリット
スケジュール管理される
新生児室のある病院だと、決まった時間に授乳するところもあります。
そのタイミングで寝ている赤ちゃんを起こさなくちゃならなかったり、隣の赤ちゃんと同じタイミングで授乳するので、他と比較して落ち込んだりすることもあるとか。
ちなみに、三人産んだママ曰く・・
「昼間同室・夜別室」がいいとのこと。
なぜか?
赤ちゃんがいないと、ママは昼間やることがありません。
なので、昼間はオムツ代え、授乳などの赤ちゃんのお世話をします。
でも、夜、赤ちゃんを預かってくれることでゆっくり寝られます。
がんばりすぎないで
家に帰ったら、たとえ里帰りできて親の手を借りられるとしても、もう容赦ない日常が始まるのです。
オムツ替え、お風呂、授乳など、慣れない事やることはいっぱいあります。
夜中におっぱいに何回か起きる生活が始まるんです。
それまでのひと時のお休み、休んで人に責められる義理はありません。
産後の体は可能な限り休めてあげることが、大事なのです。
なぜか?
ここで無理をすると、40~50代に必ずその無理がたたってくるとの助産師さん談。
「産後の肥立ち」という言葉があるように、布団は2週間は敷いたままでいいのです。
どんな体制か?詳しく病院に聞く
あなたが海外旅行に行く場合、どんなところが大事なポイントとなりますか?
ホテルの仕様はとても大事で、できる限りチェックを入れるのでは?
出産した病院だって同じです。
一週間近くそこで生まれたてのわが子とすごすことになるのです。
「こんなこと聞いたら悪いのでは」
そんなことありません。
わからないことがって不安なままのママよりも「この場合はこうだった」とわかっているママのほうが
穏やかな気持ちで入院生活を送れると思いませんか?
出産はオンナにとっての人生での一大事業です。
遠慮することはありません。
わからないことはクリアにして、「安心材料」を味方につけて出産のときを迎えましょう!