「赤ちゃんが欲しい!」と思ったら、どんなことから始めればいいのでしょうか?
旦那と仲良くすることも大事ですが、いつでも妊娠できるというわけではありません。
排卵日というのがあり、その時に仲良くしないと、妊娠はしません。
確かに中学や高校の保健の授業でやったような気もするけど、いつだったっけ?という人が多く、
案外排卵日のタイミングってちゃんとわかっている人って少ないもの。
どうやったら排卵日ってわかるのでしょうか?
「基礎体温」を測る
基礎体温を測ることで、生理周期を把握し、排卵日のタイミングを予測できます。
「基礎体温」とは?
「基礎体温」とは、寝起き直後で体を動かかす前の体温のことを指します。
朝、目を覚ましたタイミングで、寝たままの状態で「毎日」測る必要があります。
「基礎体温」は、「低温期」と「高温期」の2期に分かれます。
「排卵日」を境にして、
「低温期」は月経期と卵胞期、
「高温期」は黄体期になります。
「低温期」から「高温期」に切り替わるタイミングが「排卵日」付近です。
「排卵日」は「低温期の中の最も基礎体温が低い日から数日以内」なのです。
「低温期」の中で基礎体温がグッと下がったら、「排卵日」付近といえます。
どうして排卵の前に体温が下がるの?
排卵後分泌される「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という女性ホルモンが、「体温が上げる」のでその前は相対的に低いのです。
でも「絶対」ではない
「基礎体温」は測定時間やその日の体調によっても変化します。
はっきりとした「高温期」「低温期」がなく、いつの間にか排卵が起きていることも珍しくありません。
基礎体温は、「絶対」ではないことを忘れないでください。
いつが「高温期」?
基礎体温計で測定して36.7度以上くらいが目安だといわれます。
期間は14日間程です。
しかし、元々の体温が高い人もいれば低い人もいるので一概には言えません。
最低一か月測ってその体温と比較することが大事です。
今は、基礎体温で35度台という低体温の人も珍しくありません。
低温期の平均から「約0.3~0.5度」上がったら「高温期」と考えていいでしょう。
「高温期が何度か?」というよりも、基礎体温が「低温期」と「高温期」の二つに分かれているかどうか?が大事なのです。
「『低温期』と『高温期』に分かれていること」=「排卵が行われている」と考えられます。
「排卵日」も予測しやすいのです。
ちなみに、「低温期」のまま「高温期」がないまま生理が来た時は、排卵がない「無排卵月経」の可能性があります。
産婦人科での検査をお勧めします。
低温期って?
基礎体温の目安は高温期と反対で36.7度以下となります。
あくまで目安です。
高温期の基礎体温と「0.3~0.5度」くらいの差があります。
「基礎体温」で「妊娠」もわかります
妊娠している場合、「高温期」のまま生理予定日を迎え、過ぎていきます。
「高温期」が2週間以上続く場合、妊娠している可能性が高いのです。
生理予定日から1週間以上生理がこなくて、「高温期」が続く場合は「妊娠検査薬」で調べてみましょう。
検査薬は確定ではないので、産婦人科で妊娠確定してもらいましょう。
基礎体温を測るのは、確かに面倒くさい
寝返りをうったり、前の夜にお酒を飲んだり、睡眠不足だったり、そんな小さなことで「基礎体温」は変化してしまいます。
「基礎体温」を正しく測り続けるのは結構大変です。
忙しい朝など、忘れてしまいがちです。
女性の体はとてもデリケートです。
「基礎体温」をつけても、きちっと「高温期」と「低温期」の二期に必ずしもはっきり分かれるとは限りません。
今は、アプリなどもあります
そんなものを活用して楽ちんに基礎体温を記録する手段もありますので、試してみては?!
自分の体のことを知ることがとても大事です。
「基礎体温が気になった時」は、「自分の体の仕組み」を知るいい機会です。ぜひ測ってみてください。