妊活の基本中の基本、基礎体温は、簡単そうで実は面倒くさいという声も多く、なかなか毎日続けれられない人も多いですよね。
中には正しい基礎体温の測り方を知らないまま、なんとなく測っている人もいるかもしれませんので、今回は正しい基礎体温の測り方を、ご紹介していきます。
基礎体温を測る目的は、妊娠だけじゃない!
「基礎体温=妊娠するため」と、考えている人も多いかもしれませんが、それだけではありません。
基礎体温を測ることで、女性ホルモンの動きをチェックすることができ、身体全体のバランスを知ることができます。
このことは、肌のケアやダイエットなど、様々なことに役立てることができます。
そんな身体の目安となる、基礎体温の正しい測り方を3ステップに分けて、説明していきますね。
1.目が覚めたら、寝たまま測る
基礎体温は、起きたらすぐに寝たままの状態で、測ります。
用意する体温計は基礎体温計を選びましょう。
2.舌の下に体温計を入れて測る

基礎体温
一般の体温計はわきの下で熱を測りますが、基礎体温の場合は口の中の下の裏側に体温計を入れて測ります。
体温計の種類により、測る時間は様々なので、仕事などで忙しい朝の人は、短時間で測れる体温計を選ぶようにしてください。
3.体温を確認し、基礎体温表に記入する
体温を測ったら、基礎体温表に記入します。
基礎体温表は薬局などでも手に入れることはできますが、現在はスマホのアプリなどでも記録できる便利なツールがありますので、書くことが面倒な人は、アプリなどを利用してもよいでしょう。
理想的なラインは上の表のように、高温期と低温期の区別がはっきりとつきますが、基礎体温を付け始めたばかりでは、なかなかそうは行きません。
とりあえず、3ヶ月続けてみてください。
グラフのラインがバラバラでも、基礎体温を測る癖を付けることから始めてみましょう。
基礎体温の測り方は、以上の3ステップです。
妊娠しやすい時期は?
基礎体温表を付け始めると、低温期から高温期へに以降が2日ほどかかる期間があります。
まさにその時が排卵時期と言われ、その時に性行為を行うと妊娠の可能性が高くなります。
基礎体温を長く付ければ付けるほど、自分の身体のリズムも分かってきますが、長期間基礎体温表が安定しなかったり、月によってばらつきが激しい人は、一度病院で相談してみるとよいかもしれません。
基礎体温を測って健康な身体作りを!
基礎体温を測ることは、妊娠を希望している人はもちろん、健康維持のためにも大切なことです。
少しの身体の変化に気がつき、身体のリズムと上手く付き合うことで、病気などの早期発見にもつながるでしょう。
まずは数ヶ月、続けてみてくださいね。