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二人目不妊


1人目の育児も落ち着いてきた頃、2学年差で考えていた2人目の妊活をスタート。
1人目は結婚して直ぐに自然妊娠で授かり、妊娠経過も問題なく出産だった為、2人目も妊活を始めれば直ぐに授かるものと思っていました。

36歳で1人目出産、37歳(2か月後には38歳)で2人目妊活スタート。
2回3回とリセットを繰り返し、「あれっ!?」と思いつつ、それでも何も疑わずに基礎体温の計測を始めました。
若い頃にも基礎体温を測っていた時期があり、周期も長くかなりばらついた体温で生理不順だったので、今回もバラつきがあるだろうと思っていましたが思いのほか体温は安定していて、高温期・低温期がわかる程度に分かれていました。
基礎体温が安定していた事により安心してしまい「そのうち授かるだろう」と軽く考えていました。
基礎体温を測り始めて3ヶ月ほど経っても授かることがなく繰りかえすリセット。
この頃から徐々に焦る気持ちと不安「何で授かれないのだろう」と「不妊」が頭をよぎるようになっていました。
それでも「1人目は自然妊娠だったから」と、タイミングの問題であってまだ自然妊娠できるものと思っていました。
そんななか、ある月の生理前に吐き気や胸のムカつきの症状が出るようになり、まるで「つわり」の症状そのものだったので「やっと授かれた!?」と半分浮かれていました。

しかしリセット。ものすごいショックでした。
この吐き気と胸のムカつきはその後も数か月続き、その度に「妊娠」と浮かれ、リセットしてショックを受け、徐々に胃痛もするようになり内科を受診したところ『逆流性食道炎』『慢性胃炎』の診断でした。
なかなかうまくいかない妊活、繰り返すリセットにストレスが溜まっていたのだろうな!と思います。
この胃炎で妊活を1ヶ月ほどお休みしました。
2人目妊活を始めて1年が過ぎたころ、周囲では2人目妊娠の報告が目立ってきました。
更に焦る気持ちがやっと「病院に行ってみた方がいいのではないだろうか?」と。
それでも、「1人目自然妊娠だったから」という自信が自分を病院から遠ざけていました。
主人は「一度病院でお互い検査した方がいいのかもしれないよ?」と言っていたのに。
2人目妊活から1年4ヶ月が過ぎたころ、世間でも不妊の定義が2年から1年に変わりました。

『妊娠を望み夫婦生活を1年行っても妊娠しなければ不妊』

この定義を目にして、周囲の2人目報告からの焦りもピークになり、やっと病院へ行く決心がつきました。
この時、39歳という歳から、受診して検査だけでは終わらないだろう事、不妊治療が始まるだろう事は何となくの覚悟をしました。

病院選びで、何日もネットで検索し口コミを見て、そして子連れでも行ける・行きやすい病院を探しました。
自宅から比較的近い2件の病院を選択しそれぞれの病院に電話しました。
1件目は一般の婦人科クリニックです。
子連れでも診察中はスタッフが子供を見ていてくれるとの事。

2件目は不妊専門クリニックです。
診察中でも子供は見られないとの事、子連れでも基本的に可能だが1人目不妊治療で来院している患者さんも多数いるので配慮してほしいとの事。
不妊治療が始まるだろうということは思っていてもまだどこかで簡単に考えていたのと、「1人目自然妊娠」の自信から1件目の一般の婦人科クリニックへ行くことに決めました。
初診の問診では1人目を妊娠した時の状況と2人目妊活を始めてからの経緯を話し、採血と主人の精子の検査を行いました。
採血ではAMH(卵巣年齢)とFSH(卵巣刺激ホルモン)を調べました。
結果は、卵巣年齢が30歳(実年齢39歳)でしたが医師からは「卵巣年齢は若ければいいということではなく、年相応の方がいい」とのことで【多嚢胞卵巣症候群】を疑われました。
この時はまだ多嚢胞と診断されたわけではなく『疑い』だと思っていたのであまり気にはしていませんでした。
FSHについては正常でした。
主人の精子検査では、運動率が40%と低めで医師から言われたのは「運動率が低いけど人工授精なら妊娠できます」でした。
自宅へ戻り、主人へ結果報告をして人工授精の話もしました。
最初、主人は自然妊娠にこだわった意見でしたが、私は繰り返すリセットと年齢に焦りも感じ始めていたので、人工授精にチャレンジしたいとの申し出に最後は賛成してくれました。
再度クリニックを受診し医師に人工授精もチャレンジしたいと伝えたところ、私の年齢も考えタイミング法を飛ばして人工授精からのスタートとなりました。
この時はまだ人工授精をすればすぐに妊娠できると思っていました。
人工授精に向けての治療のスタートです。
生理が終わったら今までの基礎体温のデータから次の受診日を決め卵胞の大きさを確認、大きさによってさらに次の受診日を決め卵胞の大きさを確認。
この診察を排卵直前まで行い排卵予測をして人工授精の日程が決まりました。
人工授精当日は主人が休みだった為、午前中に予約しました。
朝自宅で精子採取し人肌に暖めながらクリニックへ、1時間ほど精子を洗浄濃縮して元気な精子を取り出します。
その後、内診して人工授精をしてHCG(排卵誘発剤)を注射し15分ほど横になって帰宅です。
痛みはとくにありませんでした。

翌々日からデュファストンを10日間内服しました。
初めての人工授精が終わった後、毎日ネットで『人工授精後の症状』などについて検索していました。
少しでも腹痛や腰痛があると、『生理痛と妊娠初期症状の違い』で検索、『受精→着床までの日数』を検索したりと様々な項目で検索しました。
気にしすぎるのは良くないとわかっていても、PMS(月経前症候群)の症状が出ると何とか妊娠超初期症状であってほしいとネットで検索し、色々な方の経験談を読み漁りました。
人工授精から2週間後、基礎体温も高温期から下がりPMS症状も治まらずにあえなくリセットしてしまいました。
ショックとともに「次の人工授精できっと授かれるはず!」という気持ちもあったので前向きにクリニックを受診しました。
その後、前回と同様、人工授精に向けて排卵日確定まで何度も受診しました。
人工授精の日取りが決まり、主人が仕事の日であれば午後に予約を入れ、当日、クリニックへ向かう1時間前に一時帰宅してもらい精液採取して、実家へ息子を預け、クリニックへ向かいます。
人工授精の時はクリニックも息子を見ていてもらうことはできませんでした。
「次の人工授精で授かれる!」そう信じて人工授精を繰り返し、5回目がリセットに終わったとき、医師からステップアップを進められるのではないかと思い、金額的な面で色々と考えていましたが、人工授精までのクリニックだった為医師からは何も言われず、次の治療方針の提案がありました。

それは排卵誘発剤【クロミッド】の使用です。
この誘発剤を使うと双子の確率が少し上がるとの事でしたが、子供が3人は欲しいと思っていた為、自分の年齢を考えると、「歳の差を開けて後2人より双子の方が1度で終わる」と考え迷わず了承しました。
この時点でもまだ【1人目は自然妊娠】の自信から絶対に授かれるとばかり思っていました。
クロミッドの内服が始まり1周期目は1日1錠を5日間、2周期目は1日2錠を5日間、3周期目は1日3錠、4周期目はクロミッドお休み。

しかし、クロミッド内服でも繰り返すリセット。
ようやく【ステップアップ】を考えるようになり主人とも相談するようになりました。
今までとは比べられないほどのお金が掛かる。
息子も幼稚園に通うようになっていたので、保育費などを考えると「ステップアップしよう」となかなか踏ん切りがつきませんでしたが、このまま人工授精を続けても結果が出なければステップアップした方がいいのでは?とも思うようになり、クロミッド内服後の4周期目がリセットした時の受診で医師に【ステップアップ】の相談をし、次のクロミッド内服の人工授精で最後にする事にしました。

最後の人工授精、この時は前向きな、それでも次を見据えた人工授精で、私自身の気持ちが【体外受精】に向かっていました。
人工授精を始めた最初のころや、リセットを繰り返していた時よりも気持ちは落ち着きストレスもなかったように思います。
最後の人工授精から約2週間後、結果はリセット。
この時も、ステップアップすることも決めていたし、今までずっとリセット続きだったからか期待しつつも妊娠できる気がしなかったのか、あまりショックではありませんでした。
リセット後最後の受診でステップアップに進むことを告げ、紹介状をもらいクリニックを後にしました。

次に通うクリニックは、受診を考えたときに候補にしていたクリニックです。
息子も幼稚園に行くようになっていたので保育時間中に通えて負担の少ない場所が条件になっていたのでクリニックの口コミも良く、電話対応も親切な感じだったので決めました。
初めての受診は、不妊治療の最後の砦のような思いがあったので、少し緊張がありました。
医師は紹介状を元にわかりやすいように説明をしてくれました。
紹介状で見る限りのAMHの値でははっきりと【多嚢胞性卵巣症候群】と診断され、FSHの値では、「このクリニックの基準だと妊娠できない値」との事でした。
ただ、以前のクリニックとは検査機関が違うからもう一度採血をして検査してみましょう!とのことで、この日、他の検査項目があり採血で6本分の血液を採取されました。
1週間後に結果を聞きに受診でしたが、多嚢胞性卵巣はそのままの診断でFSHの値は妊娠できる数値でした。
この結果には心底安心しました。
ここから、私達夫婦の体外受精の治療が始まりました。

まずは、【高度生殖医療】を受けるための説明会を受け、その後個人相談で培養士さんによる治療に向けての説明を受けました。
この個人相談では、説明会で聞いた治療の方法の中での私自身の希望を伝えていきました。
効果があるとされていてできることはやっていきたい!
その思いでいっぱいだったので、今まで飲んでいた葉酸サプリに加えARTサポートを飲むことにしました。

説明会・個人相談が終わり、リセットするのを待ちました。
リセット2日後に受診して採血と内診をします。
採血ではFSHの数値を見て採卵周期に入れるかを見ます。
内診では排卵予定の卵が幾つあるかを見る為です。
生理中の内診には抵抗がありましたが、体外をする人はみんなやっている事だししょうがない!と自分に言い聞かせ納得しました。
卵がなければいくら薬を飲んでも採卵できませんから。
内診の結果は左右の卵巣にあわせて7個の卵が見えるとの事。
ただし、薬を使っても全てが育つとは限らないとの説明を受け、クロミッドを処方され
帰宅しました。

クロミッドを飲み終えて受診、連日のHMG(排卵誘発剤)の注射が始まります。
この注射は通院での注射と自宅で行える自己注射とで選べますが、通院での注射の方が妊娠率は若干高いとの事で通院にしました。
この注射は筋肉注射なので痛みも強く、連日の投与の為左右の腕に交互にしましたが1日開けても痛みはなかなか治まりませんでした。
連日の注射と2日おきに内診をして卵胞の大きさを測り採卵の日取りを決めていきます。
採卵前最後の診察で採卵できる卵は3個とのことでした。
ネットで検索した体験談では5~6個や多いと10個近い卵が採卵できた!と書かれているものを多く目にしていたので3個と聞いて少しガッカリしたのを覚えています。
採卵日は朝、クリニックが始まる前に行うため、主人の精子は予め採取して凍結保存することになりました。

採卵日が決定すると翌日からは採卵日までに排卵しないように排卵を抑える点鼻薬と内服薬を使用します。
点鼻薬は1日だけ、夜7時と8時の2回でしたが時間厳守でした。
絶対に忘れてはならない為、スマホのアラームをセットしました。
内服薬は夕飯後に1錠を2日間で時間指定はありませんでした。
採卵当日は、朝いつもより早く息子を幼稚園に送っていき、そのままクリニックへ。
到着したら簡単な問診と血圧測定を済ませ内診をしてから採卵の為の麻酔をして採卵という流れでした。
この麻酔は膣に打つのですが、麻酔も採卵もかなり痛みがあると聞いたことがあったので痛みに耐えられるか心配でしたが、私の場合は無痛と言っていいほどでした。
15分程で終わり、待合室で40分~1時間ほど待ち診察室へ。
先生から結果報告です。
結果は2個の採卵とのことでした。

この2個を体外受精させて5~6日後に凍結して翌月移植の流れになるので、採卵から6日後に受診するように言われ帰宅しました。
採卵後3日間は抗生剤の内服がありましたが、採卵当日から自転車での幼稚園お迎えもできました。
人工授精の時は、体内での受精だったので人工授精後は2週間ほどソワソワと気になることもありましたが、体外受精はうまく受精して凍結できるように願うばかりで気持ちは穏やかでした。
この気持ちも『1人目が自然妊娠』からの絶対に授かれる自信からでした。
採卵から6日後の受診日、クリニックへ向かう時は少しワクワクしていましたが、診察室へ入り先生の顔を見て、何となく結果がわかりました。
結果は2個とも受精はしていました。
ただ、1個は成長が物凄く遅く5日目の時点で2~3日目の成長しかなく、もう1個は移植できる程の成長はしたもののグレードが低くて妊娠はできないだろう。というものだった為、2個とも凍結には至りませんでした。

私の初めての体外受精はここで終わり。
この時に初めて妊娠することの難しさを実感したように思います。
『1人目が自然妊娠』なんて言ったところで関係ない!今は不妊なのだと。
採卵するまでの試練、体外受精した後の試練、移植までの道のりがこんなに試練ばかりで長いなんて知らなかった、何で私なのだろうと本当に辛いと思いました。
それでも落ち込んでばかりはいられず、次の採卵に向けて前向きにと気持ちを奮い立たせました。
今まで、リセットする度に妊活に良い事、食事だったりジンクスだったり色々検索してはできる事は取り入れていたので、そこは変わらず今まで通り。
そして、処方箋が必要なサプリメントDEHAを飲んだ方がいいかもしれないとの事でサプリが1個追加になりました。
次の体外受精で凍結までできるように願いながらリセットを待ちました。

2回目の採卵周期、左右に7個の卵がありましたが、この時はクロミッドを飲み終わり注射が始まった2日目の受診で何故か採血。
先生の話では左には17ミリの卵があるが、右が排卵したような跡があったから採血をしたとの事でした。
結果、排卵はしていなかったものの数値が高いから排卵を抑える注射と誘発剤の2本の注射をすることに。
この排卵を抑える注射が皮下注射というもので、打って直ぐの痛みは対してなかったのですが、ジワジワと痛みが強くなってきました。
誘発剤も痛いし、早く採卵が決まってほしいと心底思いました。
1日2本の注射を連日打ち内診の日は採血、その採血の結果エストロゲンの数値が上がっていないとの事。
排卵時期には高くなるはずの数値が低いと採卵は見送りになる可能性があることを話されました。
こんなに連日痛い思いをしているのに見送りなんて絶対に避けたいと思いました。
先生から注射を打ってもう1日様子を見ると説明され安心しました。
翌日の受診でエストロゲンの数値は思わしくなかったものの内診では卵胞の大きさも形も申し分ない、採卵できる状態ではあるとの事でギリギリのところで採卵の日程が決まりました。

前回同様、点鼻薬と内服を行い採卵当日を待ちました。

2回目の採卵も2個の卵が採取でき無事終わり6日後に受診すると、今回は2個のうち1個は異常受精で凍結できず。
もう1個は前回同様、受精はしたものの成長が遅く凍結できず。
という結果に終わりました。

今回は、かなりショックです。
体外受精が最後の砦だと思うと、やめてしまえば妊娠はできない。
それでも長く続けるには金銭的な問題がかなり大きい。
本当に悩みました。

先生からは、体外受精まではできるけどそのあとの成長は体内に戻した方が成長できるかもしれない。
との事で、次の体外受精は受精したら2日目に凍結して翌月に移植となりました。

次のリセットが年末の予定だったのでこの周期は穏やかに過ごし、次の周期に備えることにしました。

私の不妊治療はまだ終わっていません。
このチャレンジがうまくいくように願うばかりです。

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